こんにちは。しがないパパです。
今回は「マーケティングxお金」をテーマにマーケターが個別株投資を行った方が良い理由を3つを記していきたいと思います。
マーケティングと個別株投資、実は共通点が多いと思ってます!その点についても触れていきたいと思います。
マーケターに個別株投資をオススメする3つの理由
以前の記事では「サラリーマンは長期的に行えるインデックス投資がオススメ」と記載しましたが、職種がマーケティング、つまりマーケターの方は個別株投資を行なっても良いのではと考えております。
では何故そう思うのか。理由は以下の3つです。
【マーケターに個別株投資をオススメする3つの理由】
1.市場の情報収集を常に行っているから。
2.競合調査をすることが多く、企業分析(個別株分析)に繋がるから。
3.時代を予測する力がマーケティングにも個別株投資にも通ずるから。
順番に解説していきたいと思います。
※株式投資は自己責任です。元本割れのリスクもございますので、しっかり理解した上で行いましょう。
市場の情報収集を常に行っているから。
マーケティングとは「サービス・商品が売れる仕組みを作る」ことです。
その”売れる仕組み”を作るためにマーケターは日々さまざまな手法を使って施策を行っています。
その中でも「このサービス(商品)はどこに売れるのだろう」と分析するために市場調査を行っていますが、その市場調査こそ個別株を選定するにも必要なスキルであると考えています。
市場調査では「業界の規模はどのくらいか」「業界の売上はどのくらいか」「直近の業界動向」などを定量的に(可能であればユーザーインタビューなどで定性的にも)調査しています。
個別株を選定するときも上記のような調査を行うことは必要になってきます。
業界の規模…市場規模は大きく魅力的か?
業界全体の売上…売上は大きいか?また伸びているか?
直近の業界動向…その業界のトレンドは続きそうか?または拡大傾向か?
このように日々行っている市場調査は個別株選定にも必要なスキルですので、
市場調査を日々行っているマーケターにとってここの部分はとっつきやすく、理解しやすいと思っています。
市場調査で全体の傾向を日々掴んでいるマーケターにとって、個別株選定も全体の傾向を掴むには同じスキルが活かせそうです。
競合調査をすることが多く、企業分析(個別株分析)に繋がるから。
市場調査で全体の傾向を掴んだ後は「その市場にどのような企業がいるのか」いわゆる競合調査を行います。
自社で売ろうとしているサービス・商品を競合はどのように売っていて売上を上げているのか、その手法やサービス・商品の特徴をマーケターは調査し比較して施策を検討します。
この競合調査も個別株を選定する際に必要となってくるスキルだと思っています。
競合調査では「競合はどこなのか?何社くらいいるのか?」「競合サービス・商品の特徴は何か?」「競合の売上はどのくらいなのか?」「競合サービス・商品は業績は伸びているのか?」など調査していますが、個別株を選定するときも上記のような調査を行うことは必要になってきます。
競合はどこなのか?何社くらいいるのか?…自分が購入しようとしている個別株の競合はどこか?
競合サービス・商品の特徴は何か?…自分が購入しようとしている個別株と比較しどうか?
競合の売上はどのくらいなのか?…自分が購入しようしている個別株の売上、株価はどのくらいか?
競合サービス・商品は業績は伸びているのか?…自分が購入しようしている個別株の売上は伸びているか?また株価は伸びているか?
このように日々競合調査を行っているマーケターにとって「自分が購入しようとしている個別株の強みなどの評価」を相対的に見ることができるので、マーケターのスキルが活かせるのではと思っています。
競合調査をすることで「自社の立ち位置」も理解できるので、自社(個別株)分析にも役立てることができます。
時代を予測する力がマーケティングにも個別株投資にも通ずるから。
最後に重要なのが「予測する力」です。
市場分析、競合分析、自社分析を行うことで現状の把握ということはできたと思います。
ここからマーケターはその分析の結果から施策を打つのですが、予測する力も必要になってくると思います。
「分析結果から現状はこうだから、〇〇のような施策を打てば売上は伸びるはずだ」
「現状の分析結果から将来的に〇〇のような流れになると思うから、この施策を打とう」など
現状の分析・把握から未来を予測して施策を打って様子をみる、この予測する力は個別株投資にも必要になってくるスキルだと思います。
現状の分析から施策を打とう…現状の分析からこの個別株は伸びるだろう/下降するだろう
現状の分析からこの流れになるだろう…現状の分析からこの個別株は伸びるから購入しよう/下降するから売りに出そう
分析の結果から予測して何か施策を打って結果を出すことがマーケターに日々求められているスキルだと思います。
その求められているスキルは個別株の選定や運用にも活かせると思っています。
予測するのが難しいですし、正しいと思った施策を実行するのもまた難しい…マーケティングって奥が深いと思います。
まとめ
最後に本記事のまとめです。
・マーケターが行っている施策やスキルは個別株選定も活かせる
・市場分析は個別株選定をする上で、業界の売上や動向などを知る上で有効
・競合分析も個別株選定をする上で、相対的に判断できるので有効
・現状の分析から予測する力は個別株を選定・運用していく上でも必要なスキル
途中からお気づきの方はいらっしゃったと思いますが、今回の分析の部分は「3C分析」のCustomer(市場・顧客)とCompetitor(競合)を使用していました。
「3C分析」とはCustomer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。
マーケティング担当者がよく使用するフレームワークの1つで、この手法を個別株選定にもそのまま活かせるかなと思いご紹介いたしました。
マーケターの方には馴染みがあり、よく使用しているフレームワークの1つだと思いますので、これをヒントに当てはめて行っていくと現状の分析はできると思います。
その上で予測する力を加えて運用を行うことはマーケターにとって個別株選定・運用も親和性が高いのではと思い本記事を書きました。
マーケティング手法は株式運用にも活かせると思います。
特に現状分析(市場分析・競合分析)の部分はぜひ参考にしていただければと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
以上。しがないパパでした。
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