【日本のお小遣い方式は古い?】ユダヤ人から学ぶ子どものお小遣いの考え方とお小遣いの渡し方について解説

お金x子育て

こんにちは。しがないパパです。

今回は「お小遣い」をテーマに解説していきたいと思います。
お金に強いと言われているユダヤ人。ではそのユダヤ人はどのように子どもに対してお小遣いを渡しているのか?
そこからヒントを得て自分たちの子どもたちにも「お金の考え方」を一緒に伝えていければ良いなぁと思っています。

しがないパパ
しがないパパ

ただ渡すだけでなくお金に強いユダヤ人から学び、自分たちの金融リテラシーも上げていきましょう。

日本式のお小遣いの渡し方について

まずは日本式のお小遣いの渡し方についてです。
日本では「小学生5年生なら月500円」「中学生なら月1,000円」と毎月決まった金額が月の初めなどに渡される仕組みが多いようです。
実際小学生の場合、高学年になるにつれて「月に1回」お小遣いをもらう割合が増えていいます。

出典:子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度

日本の習慣の場合、高校生>中学生>小学生と金額が年齢によって異なり、年齢が上がれば金額も上がっていく年功序列を採用している家庭が多いと思います。
実際アンケートデータでもそのような結果が出ています。

出典:子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度

しがないパパ
しがないパパ

私個人も子どもの時はそうでしたが、周りの家庭も「月1回」で年齢が上がるにつれてお小遣い額が上がっていく仕組みを採用していたところが多かったように思います。

ユダヤ式お小遣いの考え方・お小遣いの渡し方について

それではお金に強いと言われているユダヤ人のお小遣いの考え方・渡し方はどうなのでしょうか?

結論から申し上げると「お小遣いの考え方」としてお小遣いをもらう目的を考えさせます。そして、「お小遣いの渡し方」として渡す方・もらう方の双方が納得した形で渡すという成果主義に近い渡し方を採用しています。
順番に詳細を解説していきたいと思います。

ユダヤ式お小遣いの考え方:目的から考えさせる

お金に強いユダヤ人の場合、子どもがお小遣いが欲しいと親に言った時に「お小遣いはなぜ欲しいの?」と理由を聞くようです。

「お友達と遊びに行きたい!」「おもちゃが欲しい!」など子どもながらにたくさんお小遣いが欲しい理由があると思うのですが、その目的をまずしっかりと定めるのがユダヤ流のようです。

理由を聞かずに「欲しい」と言われたらその欲しい金額を与えてしまうと、子どもたちは「言えば貰えるんだ」という風に学んでしまい、お金のありがたみなどを感じなくなってしまいます。

次の成果主義の考え方にも繋がってくるのですが、まずはお小遣いをもらう目的をしっかりと定めることもらう理由をしっかりと聞くようにコミュニケーションを取ることが重要です。

しがないパパ
しがないパパ

子どもとしてもお小遣いが欲しい理由は必ずあるはずです。その点についてもしっかりとコミュニケーションを取っていきましょう。

ユダヤ式お小遣いの渡し方:年功序列ではなく成果主義

目的を聞いた後、ユダヤ人は必ずこう子どもたちに聞くそうです。

「そのお小遣いが欲しい目的を果たすために、何ができるかな?」

まさに成果主義的な発想かなと思います。目的を果たすために、自分ができる対価は何かを考えさせます。定期的に年齢が理由でお小遣いをもらうのではなく、自分がなんでお小遣いを欲しいか目的をしっかりと定めて、その目的が叶うにはどのように自分が動けばいいか、ここまで子どもたちに考えさせるのがユダヤ流の考え方のようです。

そうなると子どもたちは「1ヶ月お風呂掃除を頑張る」や「早起きして朝食の準備を手伝う」など自分のためでなく誰かのために役に立つことを一生懸命考えます。そして親はそのことに対して否定することなく、しっかりと受け止めるてコミュニケーションを図ります。
そして「それができるなら、お友達と遊ぶために毎月2,000円あげよう」と条件を決めるのです。ここは親としても子どもの年齢でなく、子どもたちが言ってきた条件に合う金額を提示してあげるのがミソだと思います。

しがないパパ
しがないパパ

常日頃からこのようなコミュニケーションを取ることで金融リテラシーが高まり、子どもたち自身もお金に強くなっていくのですね。

まとめ

最後に本記事のまとめです。

・日本人のお小遣いの渡し方は年功序列方式。年齢が上がるにつれて金額も上がっていくパターンが多い。

・ユダヤ人のお小遣いの渡し方は成果主義。お小遣いの目的をしっかりと決めてから、成果にあった金額を渡していく。

このように子どもの時から日々お金のことに対してオープンにコミュニケーションをとっていくことは重要です。金融リテラシーが上がることはもちろんですが、何よりお金についてしっかりと考える力が身につくのが将来子どもたちがお金に困らなくなる可能性が高まるのではないかなと思いました。

皆様もユダヤ流のお小遣いの考え方について、是非とも参考になっていただければ嬉しいです。

しがないパパ
しがないパパ

お金にしっかりと小さい頃から向き合うことは決して悪いことではございません。

大人もその点についてしっかりと理解しておきましょう。

本日の内容は下記の書籍の一部を参考にしています。
詳細をもっと知りたい方は是非ご一読ください。

以上。しがないパパでした。

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